● ほどほど旅日記

1/31(土)  成田→バンコクへ

初めて飛行機に乗る子どもたちに離陸を見せようと窓際に席をとるが、結珠は乗るなりすぐ寝てしまう(飯田から成田まで車で6時間、搭乗まで4時間かかって、疲れたのだ)。蓮はぜんぜん興味がない。離陸直前、シートベルトを締めて席を立たないようにと指示があったあとに蓮が「おしっこ」。あわてましたね。まだ飛ばないよね、と急いでトイレに。スチュワーデスさんにこわい顔で「ハリーアップ」と言われてしまった。

機内では子ども向けにパズルや絵本のサービスがあって、それでだいぶ遊んでくれていて、6時間の旅はなんとかもった感じ。(UAの機内食はうまくないと評判を聞いていたが、やっぱりそうだった‥)

私は着陸の時の気圧変化に弱い。以前耳がどうしようもなく痛くなって難儀したことがあったので、今回は飴を用意して、着陸体勢に入ってからは飴をなめ続けやりすごした。

現地ドンムアン空港へは夜の11:20頃到着。入国手続きに時間がかかる。両替して(1万円が3998バーツ)空港内のケンタッキーでコーヒーをのみ、コンビニでビールや水を買って国内線の空港へ移動。翌朝の飛行機が早いので、宿をとらず空港ロビーで寝るのだ。

国内線のロビーの椅子をくっつけてシートを敷いて子どもたちを寝かすが、椅子が個別になっていて堅くて寝にくい。冷房がきついので、時々そとに暖まりに出る。

おじいちゃんが煙草が喫いたいと言うが空港内はどこも禁煙。今回タイで感じたのは、禁煙が厳しくなったこと。私はありがたいが。喫煙所を探してうろうろ。夜中だしどこも閉まっている。警備員のおじさんに初めてタイ語を使って「どこで煙草を喫ってもいいか」と聞く。おじさんがなにやらタイ語で答えて指さしてくれたんだが、そこには灰皿がない。ここで「灰皿」という単語を知っていたらもう一つ話が進んだのになあ。

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2/1(日)  バンコク→プーケットへ

朝6:30搭乗、8時頃フライト。この時も着陸体制に入ってから蓮が「うんち」。なんてタイミングが悪いの。これはほんとにぎりぎりだったのでがまんさせて、着陸を確認してから急いでトイレに行った。

9:30頃プーケットに着く。潮の香りがする。空港を出るとタイの喧噪。やっと暑い日差しとむんむんした熱気にまみれることができた。

ミニバスでプーケットタウンへ向かう。特にホテルを決めてこなかったので、運転手が紹介するマノラホテルへ行ってみる。少し町中から離れているけれど静かでいい。ツイン、ホットシャワー、トイレ付き、エアコン付きで1000バーツ。う〜んぜいたく。(タイのホテル料金は一部屋いくらの料金。一部屋に何人泊まってもいいから、大勢で旅行したほうが安上がり)

一休みして、トゥクトゥク(軽自動車の荷台に人が座れるように改造したミニタクシー)で町に出る。ショッピングセンターへ買い物へ。Tシャツなど着替えは現地調達のつもりなのだ。買い物のあと、近くのレストランで昼食とビール。タイ料理のヌードルやごはんを並べ、いやあ、ついに着きましたねえ、と乾杯などしていると、蓮が眠くなりぐずぐずし始める。あとで考えると、時差が2時間とはいえ、子どもの体内時間はそのままなので、ちょうどお昼頃がふだんのお昼寝の時間なのだった。そのあたりのことには、気がつかなかったなあ。

しょうがないので私が蓮をおぶって外をうろうろしていると、トゥクトゥクの運ちゃんが、どこに行くのか、何を買うのかとしつこく言い寄ってくる。市場に行きたい(布がほしかった)と言うと、今やっていないと言う。布ならいい店を知っている、と言う。あんたの行きたいとこ、ひとまわり30バーツ、安いよ、と言う。確かに安いし、それでホテルまで行ってくれるんならいいか、と乗り込む。案の定、タイシルクのいかにも高そうな布の店に連れていかれる。運ちゃんはこういう店にお客を連れていって、店からマージンをもらうんだろう。それでも、目の保養、布の勉強になるから、と見てまわっていたら、子どもたちが店の中で追いかけっこを始めて、なんかの拍子に蓮が額を棚の角でぶつけてしまった。あわてて見たら、けっこう傷が深い。外で待っていた例のトゥクトゥクにすぐに病院(町の診療所)に連れていってもらう。

傷は右の眉の上で、4針縫った。おふろも海もダメ、と言われて、愕然。せっかくここまで泳ぎにきたのに〜。それに毎日この病院に通わなければならないと言う。はじめの予定では、繁華街から離れた静かなビーチに滞在するつもりだったが、通院しなければならないなら、あまり遠くには行けない。それに、結珠は泳ぎたいだろうから、少し高くてもプールのあるホテルにしたほうがいいかも。

ま、なにはともあれ様子をみましょ、とホテルに帰る。蓮は縫ったあと少し泣いたものの、いたって元気で、ベッドの上でぴょんぴょんはねまわる。頼むから今日だけでもおとなしくしていてくれよ〜。静かにしてないと泳げないよ〜とおどす。

ところで蓮には、タイに行ったらバナナがたくさん食べられるよ、と話していた。だから、朝からずっと「バナナバナナ、タイに行きたい〜(もう着いてるっちゅうに)バナナどこ〜」と言っていた蓮のために、しうは市場へ買い物に向かう。部屋でおとなしく遊んでもらうためにおもちゃもいろいろ買ってくる。

夕方、みんなで市場へ。子どもたちが果物の山を見て「すいかが食べたいすいかすいか」とうるさいので、おばちゃんに食べやすい大きさに切ってもらう。おじいちゃんがココナツの実を見て、「あれを飲んでみたかったんだ」と言うので、実の頭部を切ってもらってストローで中のココナツ水を飲む。結珠は一口飲んでべえという顔をして「これってオトナの味だね」。じきに蓮が眠くなってしまう。体内時間の時差のせいもあるけど、疲れたんだね。

ホテルに帰り、しうが蓮を寝かせる間、おじいちゃんと結珠と三人で外に食事に行く。が、もう9時過ぎでどこも閉まっている。しょうがないのでセブンイレブンに。セルフサービスで具を選んで好きなだけ乗せられるハンバーガーがあって、それを注文するのに一苦労。従業員は英語が通じないし。前に来たときはビンのビールしかなかったが、今回は安い缶ビールがあるのでうれしい。おじいちゃんもウイスキーを買う。何だかたくさん買い込んでホテルに戻り、しうを起こして夕食。テーブルにいっぱい広げた食べ物飲物をおじいちゃんが円に換算してあまりの安さに驚いていた。

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2/2(月)  プーケットタウン

朝、病院に行く。水浴びはいいけど、泳ぎはダメ、と言われる。

そのまま歩いて市場へ。鶏や豚や魚や漬物や油や果物の匂いでむんむん。市場の中のきれいとは言いがたい、しかしとても懐かしい食べ物屋に入る。前回の旅では、レストランやコンビニなどほとんど行かず、こういう安くて汚くてタイ語しか通じないような店ばかり行っていた。メニューもなく(あっても読めない)、となりのテーブルを指さして、これと同じのをちょうだい、と言う。小皿に小さいしゅうまいや春巻やおまんじゅうのような中華点心のようなものが2個づつのっている。それが12〜15皿ぐらい並ぶ。味は中華というよりタイ。甘辛いタレにつけて食べる。それと甘くてコンデンスミルクがたっぷり入ったコーヒーを飲む。底にコンデンスミルクがたまっていて、かきまぜて飲むのだけど、甘くてこってりしている。子どもたちはしゅうまい風を少し食べる。おじいちゃんがちまきが食べたいと言うので、市場の中に買いに行く。ココナツミルクで煮たもち米の中にバナナが入っているちまきなど3種類買う。

子どもたちがあまり食べないので、近くのマクドナルドに入る。日本ではほとんど入ったことないけど、タイでは冷房がきいていて、子どもたちが食べられるものがあるこういうファーストフード店やコンビニについ入ってしまう。日本にいるときから子どもたちは「ハッピーセット」をずっとほしがっていたので、大奮発する。今回変わったなあと思ったことの一つに、こういうファーストフード店やコンビニが増えたことだ。プーケットは観光地だからよけい多いのかもしれないけど。前に来たときは冷房がある店自体少なくて、バンコクでも探すのに一苦労だった。

明日はビーチに移りたいと思う。タウンに近くてプールがあってほどほどに設備が整っていてかといってあまり高くないホテルをガイドブックで探し出す。電話で予約してもよかったが、これがどういうわけか、しうの性格で、直接そのホテルに行って交渉すると言うので、みんなでソンテウ(ミニバス)に乗ってパトンビーチのそのホテル「パトン・ロッジ」へ向かう。

部屋が見たかったが今日は満室とのことなので、とりあえず予約だけする。パトン・ビーチはプーケットの中でも一番のリゾートで、ホテルも店もレストランも人も車も多い。物価も高い。「パトン・ロッジ」はビーチの北のはじっこで、比較的静かなところ。

ホテルに帰ってひと休み後、タウンの北にある丘の上のレストラン「トゥンカ・カフェ」へ。 テーブルまで案内されて、椅子を引いてくれて、ナフキンがセットされ、ビールはついでくれる。こんなサービスを受けるような店に入るのは初めてだったので(タイでも日本でも)、ちょっと緊張する。鶏肉のフライをバナナの葉で包んだもの、タイ・カレーなどを頼む。ちょっと高級。子どもたちにはちらしずし。刺身がたっぷりで見た目は豪華だけど、やっぱ熱帯魚の刺身は身が締まってない。寿司飯のお酢には柑橘類が使われているみたい。

やっぱりここはチップが必要かな。ガイドブックを見ると。レストランではお勘定の10%が相場と書いてある。今までチップなんか払ったことないから、わかんないなあ‥多いのか少ないのか悩みながら、少し多めという心持ちで渡す。すると案の定、見送るスタッフの機嫌がいい。このあともずっとチップには悩まされる。

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2/3(火)  パトン・ビーチへ

朝食は通りに出ている安食堂で。クイッティオ(幅広い米の麺)、おかゆ、カオ・パッ(炒めご飯)など庶民的な味。

チェックアウトして荷物を持って病院へ。しうが無理矢理?泳いでもいいという了解をとりつける。今度来るのも金曜日でいいということにしてしまう。

ソンテウでパトン・ロッジへ。部屋はプールのすぐそばで、ツインプラスエキストラベッド、ホットシャワーにバスタブ付き、エアコン付き。一部屋2300バーツ。うう、ぜいたく。だいたい今までタイの旅でエアコン付きなんて泊まったことなかったよん。ぜいたくしてせいぜいファン付き。なんか今回はすっごいグレードアップしてるぞ。

子どもたちは早速プールに飛び込む。蓮も頭にバンダナを巻いて濡らさないように気をつける。子ども用プールもあってなかなかいいな、と思っていたら、大きいプールは深いところは1・7メートルもあって、私なんかとてもじゃないが足がつかない。プールサイドには西欧人がチェアにねころんで白い肌を真赤にさせて日を浴びている。オゾン層破壊とか紫外線とか気にならないのかなあ。

若い日本人が数人いたが、ほとんど話はせず。西欧人はたっぷり太ったお年寄りばかり。

日の入りが6時頃なので、それに合わせて食事に出かける。海に落ちる夕日を望むオープン・カフェのイタリアンレストランへ。こここそ今まで行ったことがない超高級っ。ワインリストの値段に目玉が飛び出そうになりながら、緊張しまくって、それでもおいしいイタリアンメニューのセットを楽しんだ。私たちが持っていった『日タイ(英)語会話集』の本をウエイターが熱心に読んでいる。気取った店だが、ウエイターは根が気さくなタイ人だから、ほっとする。昼寝しなかった結珠が途中で半分寝てしまった‥。どうしてこう、タイミングが悪いんだか。

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2/4(水)  パトンの海で遊ぶ

朝早くからテレビで子ども向け番組をやっている。タイ版セサミストリートみたいなのとか、アニメをいろいろ。日本のアニメをたくさんやっている。「クレヨンしんちゃん」とか「あずきちゃん」「ケロッピ」あと、よく知らないむか〜しのアニメとか。タイの子どもたちは、日本がどこにあるのかは知らなくても、日本人の日常生活についてはよく知っていることだろう。日本人はタイの生活についてほとんど知らないけれど。

ホテルレストランでブッフェ式の朝食。フルーツがたくさんあって子どもたち大喜び。

歩いて浜へ。一番近い浜まで歩いて5分くらいかな。砂はきめこまかく、海は遠浅で、波は穏やか。子どもたちは浮き輪で波と遊ぶ。情報では、パトンビーチより南にある小さいカタビーチやノイビーチのほうが海はきれいということだったけど(私たちもはじめはそっちに行くつもりだったけど、蓮のけががあったのでパトンにした)、パトンの海だって日本に比べれば上等よ。いきなり肌を焼くと大変だと思って、2時間ぐらいで切り上げる。

ホテルのレストランで昼食。子どもたちはフライドライス・スタッフド・パイナップル(パイナップル入りチャーハンが半分に切ったパイナップルに詰められている)が気に入ったようだ。タイ料理はなかなか子どもたちの口に合うものがなくて結局残すことが多い。辛くなければいいかと思っていたが、ちょっとふだんと違う香辛料や香料が入っているとだめみたい。結珠はパクチ(コリアンダーの葉)がだめだが、蓮は平気。あと、パパイヤやココナツがだめなのは意外だった。私たちは自分の食べたいものを注文するから、いつも子どもの残したものも食べて食べ過ぎ状態。タイの料理は一食分の量が少ないのでまだ助かるけど。

チップの加減がわからなくて、この昼食の時おつりはいらないよ程度しかあげなかったら、ボーイさんがすねてしまって、挨拶してくれない。まずかったかなあ。

夕方、日の入りに合わせて海沿いのタイ料理店へ。昨日行ったイタリアンレストランと同じ並びで、やはりオープンな感じで海を眺めながら食事。タイ料理にしては高級な店だが、昨日の店に比べればくだけた感じで少し気が楽(値段的にも)。コースセットを3種類頼んで、いろんな味を楽しんだ。やっぱ、屋台や小さな食堂とは味が違う。トムヤムうまかったなあ。屋台などは味の素ばんばん入れるといううわさ、ここも化学調味料の味は感じられたけどね。

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2/5(木)  タイ音楽とダンスの夕べ

朝晩は涼しい風が吹く。夜はエアコンを切ることもある(エアコンが強すぎる)。私には物足りない陽射しだが、暑さに弱いつれあいや子どもたちにとってはいいシーズンだ。

ホテルレストランで朝食後、海へ。波が強く、結珠は浮き輪で波乗りを楽しんでいるが、蓮は波にあおられて転倒。泣かなかったが、恐くなってしまったのか、海に入ろうとしない。早々と切り上げホテルのプールで遊ぶ。やっぱりプールのあるホテルにしておいてよかった。海だと子どもから目が離せないし、今日みたいに波が強いと遊べないし。子どもたちはほんとに泳ぎっぱなしだ。

そろそろ両替をしたいので、私とおじいちゃんとで繁華街のほうへ繰り出す。いくつか服屋を見てまわるが、同じような服なのに店によってぜんぜん値段が違う。いくらかと聞くと電卓でパパパと数字を打ってこれだっと見せる。そしてなにも言う前から「いくらだっら買う」とこっちに電卓を渡す。こっちがポポポと打って見せると向こうはまたパピポと打って寄こす。観光地の土産物屋はさすがに値段交渉も手慣れたもんだ。それにしても、値段がわからない。値切って買ったつもりでも、本当に安く買えたのかどうなのか?考えてみれば売るほうも自分が損するほど負けるわけないから、値切れるだけ値切っちゃってもいいのかもしれない。

しうのサンダルがこわれたので買ってくるよう頼まれたのだが、店先に並んでいるのはブランドものばかり。彼はいいのを買っていくとおこるだろうから、できるだけへぼいの(ぺたぺたのぞうり)を探す。なかなか見つからず、やっと見つけた店で値段を聞くと、750バーツだと言う。どーう見ても市場で50バーツって代物だ。ええっーという顔をすると、じゃいくらで買う、と電卓を渡す。ここで50バーツという勇気はしかしなかったねえ。思い切って100バーツ、と言うと、おばちゃん首を横に振る。あきれて、じゃあ、いらないよ、と店を出ようとすると、ちょっと待て、それでいい、と言うんだわ、これが。ううむ、ずいぶんふっかけたもんだなあ、ほかの品も似たような値つけ感覚なのかしらん‥とちょっと考えてしまった。

それでも、ふだん日本で「ショッピング」をほとんどしないので、久しぶりの買い物はけっこう楽しかった。

昼食はまたホテルのレストランで。昨日のボーイさんがまだすねているので、今回はチップを少したくさんあげたら、にっかーと笑って「コプンカップ(ありがとう)」。まったくゲンキン現金。しかし「言葉」で思いを伝えられないから、「お金」で会話するしかなかったのが残念。

午後は子どもたちはまたプール。私たちは交代で泳いだり休んだり。はじめてルームサービスを頼んでみた。ドアのところで受け取ればいいのかと思っていたら、ボーイさんが部屋の中まで運んできて、セッテイングしてくれる。テーブルの上にものを置いたままだったのであわててかたづけた。支払いもサインではなくキャッシュだったので、あわてて財布を引っ張り出した。やれやれ。

夜はホテルのディナー「タイ音楽とダンスのゆうべ」毎週木曜に催しているということだ。レストランに舞台を設置し、ブッフェにはきらびやかな飾り、いつもよりぐっと雰囲気を盛り上げた演出。3〜4時間の催しのために毎週これだけ気合い入れて演出しているのか、と感嘆。

このホテルに滞在して3日になるが、サービスと管理にびっくりしている。プールは毎朝水中掃除機みたいなのでていねいに掃除して水質検査もしている。スタッフの立居振舞も品がある(すねるやつもいるが)。ハウスキーピングおばちゃんも、てきぱきとしている。高級感もありながら、アットホームな雰囲気で居心地がいい。繰り返すが、このホテルが一泊大人3人(子どもはチャージなし)で2300バーツ(朝食付き)。ひとり約2000円である。この「安さ」が結局タイに行くことを選ばせるのだなあ。

「タイのゆうべ」は、古楽器の演奏と、伝統的なダンスが5種類ぐらい。5〜6人の女性が登場し、演目ごとに衣装替えもする。

料理はブッフェ式のタイ料理。結珠はシェフが切り分けてくれる肉の塊が気に入って、何度もそればかりおかわりに通う。蓮はタイ米の白いごはんが大好き。なんにもかけないでぱくぱく食べている。何年か前、日本で捨てられていたタイ米。こんなにおいしいのにね?

タイダンスが終わると、カクテルサービスが始まる。いかにもソムリエ風のおかっぱ頭のボーイさんがグラスにぽっと青白い炎をのせている。うつろに酔いながら眺めていたら、マネージャーが近づいてきて「あちらにお見えのお客様がお子様方にアイスクリームをごちそうしたいとおっしゃていますがいかがいたしましょうか」

シンプルな英語だが、頭の中の字幕ではこうなる。指さすほうを見ると、昼間プールサイドで見知ったイタリアーノのおじいちゃん。片手を軽く上げてこっちを見ている。まあ、映画の一場面のよう。「ありがたくおうけいたします」と字幕(実際は笑ってうなづくだけ)。マネージャーが子どもたちを連れて、おじいちゃんに挨拶に行かせる(マネージャーもやることにそつがない)。映画だったらここで子どもたち、おじいちゃんに抱きついてキスの一つもするんだろうが、ここはそれ、日本人だからね。握手をして「サンキュウ」と言うと、おじいちゃん、なぜか涙ぐんでいた。

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2/6(金)  亀とワニ

今日はタウンの病院へ行く日。ついでに水族館に行ってみよう。

ホテルの前にはいつもトゥクトゥクが何台か止まっていて、通りかかるたびに「どこに行くか」と声をかけてくる。しうがその中の一台と交渉。

タイの交通事情は日本から見れば無法とも思える。みんな飛ばすし、無理な追い越しをするし、やたらに止まるし。一車線に5〜6台横並びで、カーブの時もそのまんま並びながら曲がる。バイクは二人、三人乗りはふつう。後ろにおかあちゃんと赤んぼを乗せておとうちゃんが飛ばすこと。それでも、前に来たときはヘルメットをかぶってる人なんていなかったが、今回はみんな着用している。といっても運転手だけ。後ろに乗ってる人はかぶっていない。でもこれも数年のうちに全員義務づけられるだろう。トゥクトゥクはドアがないので、あんまり飛ばすと振り落とされそうでけっこうコワイ。子どもは大人の間にはさみこみ、こぼれ落ちないようにしっかりガード。

病院で抜糸。もうこれでOKとのこと。ただ、海外保険の用紙を書いてもらうので、受け取りに明日また来なくてはならないけど。

トゥクトゥクの運転手が「どこか行くなら使ってよ」と言う。「あなたの行きたいところにあなたの言い値で行くから」と言う。「いろいろまわって、パトンへ帰るまでで500バーツでいいか」と言うと「OK、OK」。

それで、まずは水族館へ。こじんまりとしているが、珍しい魚が多く、子どもたちも飽きずによく見ている。プーケットは海亀が産卵する砂浜があるところで、特に海亀の研究をよくしている。私たちも産卵を見に行きたかったのだが、水族館の人に聞くと、産卵時期は1月半ばぐらいまでなのだそうだ。でも海亀が見たいなら、研究所にたくさんいるから見てもいいよ、と言われ、坂を上り奥の研究所まで行く。コンクリでできた水槽が20〜30、そこに何十種類も亀がいた。

みんな暑い中歩いたので多少へばり気味。そのあとは、前に行ったショッピングモール(冷房がある)へ。店内のフードセンターで昼食。屋台の料理が食べられる。麺が何種類か、具が何種類か並べられ、その中から好みの麺と具を選んで、注文する。麺はそのままではうす味なので、タイ人は、唐辛子を漬けたナンプラー、酢、唐辛子粉、砂糖をスプーンでばさばさとふりかけて好みの味にして食べる。タイ料理の味になれると、この調味料を入れないと物足りないくらいだ(さすがに砂糖はいれなかったが) ところで、こういう食堂などでタイ語で注文するのだが、注文通りにでてくるかどうかがおもしろいところ。ここではおかずかけごはんを注文したつもりだったのに、カオ・パッが出てきてしまった。う〜む、むずかしいのだ。そのあと、トゥクトゥクの運転手が近くにクロコダイルファームがあるから行かないか、と言うので、ちょっと寄ってみることにする。ほんとに近かったが、看板も料金表もない。四角く窓が開いているのが受付かと思い、そこにいるおばちゃんにいくらか、と聞くと750バーツ(5人で)と言う。子ども料金は?と聞くとそんなものはないとそっけない。なあんか、あやしいところに来ちゃったのかなあ。一人150バーツもとるなら、ワニの口に頭突っ込んでくれなきゃねえ、なんて話ながら入り口らしきところを進むと、古ぼけた柵が並んでいる。そこをのぞくと‥いましたね、ワニが。一匹や二匹じゃない。うようようじゃうじゃ。どいつもこいつも暑くてひからびてかたまっている。いくつものワニが5層6層に重なっている。地面が見えないくらいびっしりとワニばかり。生きているのか死んでいるのかじっと動かない。ワニ園は思ったより奥行きがあり広い。これでもかこれでもか、まだまだもっともっと。あとでガイドブックを見たら3000匹と書いてあった。一番奥に一番でかい体長5メートルはあるヤツがいましたね。さすがにこわかった。ワニのほかにはギボンがいた。タイで絶滅しかかっている猿の一種。檻の中でたった一匹オーウオーウと高い声でないていた。

げっぷが出るほどワニを見て疲れたのでホテルに戻ることにする。

夕食は外に繰り出す元気がなく、ホテルのレストランで。

テーブルに置いていた日本から持ってきたガイドブックをボーイさんが熱心に見ている。ここのホテルはそのガイドブックには「プチ・リゾート」として紹介されている。リゾート・ホテルほどコストがかからず、遜色ないサービスが望めるランクということらしい。お隣に「ダイアモンド・クリフ」という、超豪華なこのホテルの3倍ぐらい高いリゾート・ホテルがある。ボーイさんが、そこはお客さんほとんど日本人、と言う。日本語が話せるスタッフがいて、ツアーなどが入るのだそうだ。プーケットに来てあまり日本人に会わなかったけど、そんなところにいるんだねえ。このホテルはほとんど西欧人、サービスも西欧人向けだ。日本語が話せるスタッフはいない。だからなのか、日本人のお客さんも少ない。

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2/7(土)  象に乗る

午前中しうひとりでタウンの病院へ書類をもらいに行く。

その間、子どもたちとプールで遊んだり、プールサイドのチェアで本を読んだり。しうが持ってきた『ホワイト・ホール・イン・タイム』(ピーター・ラッセル著/地湧社)がおもしろい。地球が誕生してから、変化のスピードがどんどん早くなっている。このまま変わっていったらどうなるのか‥。私は結局本を持ってこなかった。成田で椎名誠を一冊買っただけで。でもこの活字中毒の私が不思議と何かを読みたいという気が起こらない。それならそれでいいではないか。

しうが帰ってきたので、ふたりで歩いてホテルの近くのエレファント・サファリ(象に乗ってジャングルをお散歩)に交渉に行く。わりと近くて家族経営ぽくて雰囲気もいい。しうはおばちゃんとほとんどタイ語で話をしている。ようやく耳が慣れてきたみたい。4時にホテルに迎えに来てくれることになる。

昼は市場へ行こうとトゥクトゥクに乗る。が、違ったところで止められてしまう。ここでおろされたらかなわないと思い、タイ語でおもいっきり交渉。なんとか目的地まで乗せていってもらう。きっと「市場」の単語の発音が間違ってるんだと思うよ。

市場の中の食堂へ。肉や魚や貝のカレーが入っている寸胴が5〜6種類並び、指さして注文する。すごい辛い。今回タイに来て初めての辛さ。子どもにはとても無理なので、子どもの分はあとでセブンイレブンで買ってあげるから待っててね、と大人だけで汗をだらだら流しながら食べる。生野菜(キャベツや四角豆、いんげん)がついていて、これで辛味を和らげながら食べる。口のまわりがしびれる辛さだ。

それから、この旅のお目当ての一つ、「ドリアン」を求めて市場を歩く。ドリアンは果物の女王といわれ、強烈な匂いと、独特の食感、ちょっとハイになる物質が含まれている(らしい)。しかし、今は旬ではないので、あまり店に出回っていない。それで探しまわっていたのだが、一昨日通りがかったときに、この市場にドリアンがあるのをチェックしておいたのだ。

旬だと1個100バーツぐらいだが、聞くと360バーツという。負けてよ〜としうがすりすりするが「マイダーイ(だめよ)」。その場で刀で割って中の身を出してもらう。うう、すごい匂い。ホテルに持ち込んで大丈夫かしら。

4時。ホテルのロビーに下りると、エレファント・サファリの人が迎えに来ていた。

象は思ったより小柄。象使いのおじさんが象にあげるようにと子どもたちにバナナを渡してくれる。結珠はおそるおそるだが、蓮はぜんぜん平気。

しうは、僕はインドで乗ったことがあるからいい、と言うので、子どもたちとおじいちゃんと私とで乗る。象の背中に座れるように座板がとりつけてある。そこに水泳のジャンプ台みたいな象乗り場から乗るのだ。蓮ははじめ象使いのおじさんに抱かれ、象の頭の上に乗るが、ぜんぜん恐がらない。「おもしろーい」とおおはしゃぎ。ゆっさゆっさと森の中を揺られて歩く。

夜はホテルのレストランで。子どもたちは食事中に眠くなってしまい陥落。おじいちゃんが注文したステーキがまずかった‥。私が頼んだスパゲティも‥。タイ料理はうまいけれど、それ以外の料理は情けないものがある。やっぱりタイに来たら、タイの食べ物を食べなくちゃね。

夜子どもたちが寝たあと、ドリアンを食べてみる。うむむ、まだ熟しが足りないなあ‥。やっぱり、旬じゃないと味が落ちるね。

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2/8(日)  プーケット→バンコク・アユタヤへ

朝5時にタクシーが迎えに来る。120キロですっ飛ばして空港へ。

空港は冷房がききすぎていて涼しい。ビーチにいるようなTシャツ、短パンでは寒いくらいだ。まわりを見ると、みんなけっこう厚着をしている。ジャンパーを着ている人もいる。教訓、空港では厚着をしましょう。

もう一つ、教訓を活かし、飛行機に乗る前に子どもたちをトイレに行かせる。

飛行機を降りるとき、手荷物の中に入れていたドリアンが匂ったのか、近くの西欧人が「なんか臭いぞ」と言っていた。「ドリアンだよ、知ってる?」と言うと顔をしかめていたよ。まずかったかなあ。

今日はドンムアンに一泊し、翌朝7時半の飛行機で成田へ。朝6時半には空港に入らなくてはならないので、ちょっとぜいたくだけど、エアポートホテルの「アマリ」に泊まるつもりでいた。ホテルに荷物を置いてアユタヤにおみやげ買いに行くつもり。空港内で多めに両替し、空港から陸橋続きにあるアマリホテルへ。受付に行くと、航空便を聞かれる。航空会社によって部屋代が違うんだそうだ。聞いてびっくり、9777バーツだと言う。うひゃあかなわん。いくらなんでももったいない。泡くって退散、である。

さあて、それじゃ、どうしよう。パソ通のフォーラムで紹介されていたホテル(うろ覚え)に行こうかと向かって歩いていると、トゥクトゥク乗り場がある。そこでしうが交渉。トゥクトゥクの運ちゃんが300バーツのホテルがあると言う。あとで聞いたら、そこまで(トゥクトゥク代が)150バーツと言うのをしうが100に負けろと言ったら、エンジンを切ってしらんふりするんだそうだ。まあ、とにかく行ってみよう、と乗り込む。ドンムアンの町はいたるところ工事中で埃っぽい。プーケットから来ると、田舎だなあと思う。プーケットは観光で潤うタイで一番の金持ちの県だから、違うことは違うんだけど。

どんどん駅から離れていくのでだんだん不安になる。着いたのは、4階建てぐらいのコンクリの建物。一階が食堂になっている。トゥクトゥクの運ちゃんははじめ300バーツと言っていたのに、宿の人は500バーツと言う。かなり疑心暗鬼な私だったが、しうはこういう所のほうがなじむのか ここにしようと言う。もうこれからあちこち探すのも大変だし。二部屋で800バーツに負けてもらう。部屋は3階。ダブルベッドとトイレ・シャワー。ちょっと汚れたシーツとタオル。でもエアコン付き。鍵をくれと言ったら「ない」と言う。よく話を聞くと、デポジット100バーツということで、宿のおじさんが鍵を持ってくるが、持ってきた鍵が合わない。おいおい。「マイペンライ(気にしないよ〜)」とか言いながらまた下に鍵を取りに行く。このレベルのホテルだと英語も通じないので、意志疎通にひと苦労。まあ、無事に鍵もあったことだしよかったよかった。

荷物をおいて、当初の予定通りアユタヤへ行くことにする。ホテルの前の通りからソンテウに乗れると言うことなので待っていると、まもなくやってくる。ひとり3バーツ。5人で15バーツ(トゥクトゥクで150バーツの距離だぞ)。

アユタヤに行く電車の時間までだいぶあるのでお昼でも食べようということになる。駅のまわりには安い食べ物屋がたくさんあるが、子どもが食べられそうなものがないので、しかたなく、空港のケンタッキーへ。こういう時、大人だけなら、こんな手間はいらないのだが。

駅に戻る途中蓮がおんぶしているうちに寝てしまう。結珠も電車に乗って間もなく寝てしまう。おばちゃんが席を譲ってくれる。アユタヤまで約40分。車内を飲物やお菓子やゆで卵など物売りが大声で売って歩いている。

懐かしのアユタヤに到着。アユタヤは3度目だ。

駅から町に行く間に河があり、渡し船で渡る。ほんの2〜3分の間だけど、これが風情がある。

市場やそのまわりはすごくにぎやか。とりあえず冷房があるところ(デパート)に避難して、子どもをそこで遊ばせながら大人は交代で買い物に行こうということになる。

私は、8年前に行った、市場の中にある洋品店を探しに行く。すぐ見つかった。8年前と同じような品揃えで同じような値段。タイの女性が巻きスカートのように使う布をたくさん買う。ほかにも欲しいものがあったので、お土産物屋がたくさんあるワット(寺)に行ってみようということになる。この寺も8年前に行ったとき、土産物屋がたくさんあるなあと覚えていたところなのだ。

寺の名前は覚えてないが、トゥクトゥクの運ちゃんに聞いて、見当をつけて行ってみるとはたしてそこであった。前より店は増えたみたい。観光バスやたくさんの人でにぎわっている。子どもたちとしうとおじいちゃんはお寺に徳を積みに行くが、私はひたすら土産物屋まわり。

土産物屋のおばちゃんはけっこう日本語で話しかけてくる。もうタイ語を使うのもそろそろくたびれてきたところなので、日本語で値段交渉などしているのをしうが見て「タイ語で聞けばもっと安いかも」と言って別の店に交渉に行く。店によってぜんぜん値段が違うのだが、円に換算してみれば安いものなので、私なんかは、もうこのくらいの違いかまわないよ、と思ってしまうのだが、彼はがっちりねばる(その結果わけわからなくなって疲れて買い物できないんだよね)。

考えようによっては、安易にぼられる日本人が多いから、安易にぼるタイ人が増えるということかもしれない。しっかりがっちり値段交渉するのも時には必要かもしれない。お互い気が悪くならない程度にね。

そのうちに暗くなってきた。明日も早いので、名残惜しいが切り上げる。せっかくアユタヤに行って、遺跡めぐりもしないのだ。

ドンムアン駅からホテルまでメータータクシーで50バーツ。やっぱりあのトゥクトゥクはぼってる、としうは怒っている。

ホテルに帰ると、おっかさんたち心配して出迎えてくれる。このホテル、最初は怪しいなあと思ったが、元気なおっかさんと、娘らしき女の子が3〜4人で歓待してくれてなかなか家庭的な雰囲気。

シャワーを浴びて1階の食堂へ。おっかさんが「もう遅くて何にもないから」と冷蔵庫から「卵豆腐」を出してきて「これでいいか」と言う。

ごはんと卵焼きと卵豆腐入りスープという簡単なものだけど、今までで一番家庭的な料理で、子どもたちもわしわし食べていた。大人はタイの最後の夜を乾杯。

明日の朝早いからとみんな早めに寝る。

夜中ふっと目を覚まして時計を見ると、時計が止まっている!あわててどこかに時計はないかと探し回るがみつからない。しうが起き出して外に出て時間を確かめてきてくれる。1時頃だったが、結局それからあまりよく眠れず‥‥。

このホテル泊まっているのはタイ人ばかり。若い男の子たちが屋上で夜中までギターを鳴らし歌を歌っていた。

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2/9(月)  バンコク→成田へ

朝5時に昨日のトゥクトゥクが迎えに来る。空港で受付を済ませ、免税店などで買い物しているうちにじきに搭乗時間になってしまう。大慌てで飛行機に乗り、やっと安心。昨夜から冷や汗連続。子どもたちはぜんぜん寝ないでずっと遊んでいるので、つきあわされて、機内で寝ることもできず。最後の二日でどっと疲れたぜ。

成田に着いて空気の悪さに気持ち悪くなる。機内禁煙だったので、着いたとたんおもいっきりぷかぷかする人がいっぱいいて空港内は煙草の匂いで充満。

結珠が空港で働く人を見て「あの人日本語しゃべってる」と驚いていたのがおかしかった。

成田から飯田まで約6時間。タイからの飛行時間よりかかる。途中お寿司屋さんで夕食。ああ、また明日から毎日ご飯つくるのかあ、とちょっと暗くなるが。

なにはともあれ、無事に帰れてよかった‥、と子どもたちの寝顔を見ながら思うのでした。


子連れの旅の参考になればと思って書いてみましたが、ずいぶん長くなってしまいました。

ここまでおつきあいくださってありがとう。また機会があれば旅日記でお会いしましょう。


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