レンコン特集

栄養】
淡色野菜の中ではビタミンCを豊富に含んでいて(100g中55mg)これはなんとレモン果汁(100g中45mg)よりも多いのですが、ご存じのようにビタミンCは熱に弱いので、この数値全部をとり入れることはできません。

主成分はでんぷんで、食物繊維、鉄、カリウムも比較的多く含まれています。

また、野菜の中では珍しく、肝臓の働きを助けるB12も含まれています。

れんこんを切ると糸を引く粘り気のもとは、里いもや長いもと同じムチンという複合たん白質で、納豆のネバネバと同じ成分です。

 

【調理のポイント】
調理法で変わる食感

◎シャキシャキ…酢水に漬けると変色を防いで白くきれいに仕上がるだけでなく、歯ざわりもよくなります。

皮をむいて薄切りにし、酢水(水カップ5に酢大さじ1)に漬けて、酢少々落した湯でサッとゆでます。

酢ばす、きんぴら、和えものに。

また、煮物でも切ってから酢水に漬けると酢水の膜がれんこんのまわりにでき、煮ても歯切れよくできます。

が、煮すぎは禁物、ふたをとって煮ます。

 

◎ムチムチ…含め煮、土佐煮、筑前煮などの煮物の場合、落としぶたをしてことこと時間をかけて煮含めます。他に天ぷらや挽き肉のはさみ揚げなども。

◎フワフワ…れんこん(200g)をすりおろして水分を軽くしぼり、卵白1個分、片栗粉小さじ1、しょうゆと塩少々を混ぜて揚げます。他に蒸しものも。

皮はできるだけむかない…きんぴらや煮物などは皮をむかなくともOK。

白く仕上たい酢ばすなどの料理でむいた皮はきんぴらにするとおいしいです。

 

【保存法】

ラップに包んで冷蔵庫へ。鮮度が落ちないうちに使いきる。

【暮らしに生かす民間の智恵】 しぼり汁・おろし汁を使う

◎止血に…れんこんのタンニンには血管を収縮させる作用があるので、鼻血、痔の出血、吐血などの止血に利用。

生のれんこんをすりおろし、しぼった汁をさかずきにニ〜三杯飲みます。

鼻血の場合は汁を直接鼻孔にたらします。鼻づまりにも効果ありです。

◎風邪のひき始めに・・・@しぼり汁100ccほどに少量のハチミツを加え、熱湯を注ぎます。

これを一気に飲んで休みます。

体が暖まり、発汗作用が生じ、ラクになります。

Aしょうがのしぼり汁を加え熱湯をさし、塩味またはしょうゆ味で飲みます。

◎風邪のせき、たんに・・・@しぼり汁をさかずきニ杯ずつ一日数回、せきのひどい時飲みます。

 Aれんこんの節の部分のすりおろしをさかずき一杯、少量のおろしにしょうがとハチミツを加え、熱湯を注ぎ、一日三回を目安に飲みます。

※れんこんの節を煎じて飲むとせき、風邪に効果ありです。

 

下痢に…しぼり汁を湯のみ一杯くらい飲みます。

試す価値あり!れんこんのすり流し汁

@れんこん2/3節は皮をむき、そのうちの1/3を縦半分に切って薄切りにして酢水に漬け、残りはすりおろす。

A鍋にごま油大さじ1/2を熱し、薄切りにしたれんこんを炒め、油がまわったらだし汁カップ3を入れ、おろしたれんこんを加える。

B煮立ったら弱火にして味噌を溶き入れる。煮立つ寸前に火を止め、碗に盛りざく切りしたみつばをのせる。

 


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