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地球屋だより

★キーワードは「多様性」

 毎年5月に世界各地でいっせいにフェアトレードをアピールする「国際フェアトレード・ディ」。
 今年のテーマは「Made in Diversity−フェアトレードが創る多様な社会」です。
 この地球には言葉も文化も生活習慣も宗教も違う、さまざまな人たちが住んでいます。
 自然環境が違えば食べ物も違い、顔や姿も違うし、考え方や価値観も違う。
それぞれの違いを認め合い、尊重し合い、支え合い、補い合うような
「多様性」を活かした地球社会の大切さを、この機会に考えてみませんか。

 近頃流行りの「グローバリゼーション」によって、世界中どこでも同じような服を着て、
同じようなものを食べたり、同じ映画を見たりするようになりました。
世界が同じ色、同じ音、同じ味、同じ匂いに染められてしまうかのようです。
 それらは、途上国で若い女性や子どもなどの立場の弱い人々に
過酷な労働や低賃金を強いて生産される製品、
農薬や化学肥料を使って単一生産される農産物などであったりします。

 そんなふうに安く大量に生産される商品があふれ、
一方、伝統的な手作りの製品や技術、その土地その土地の固有な文化、
自然環境に則した農業などが失われつつあります。
 
 そもそも生命の基本は「多様である」ということにあります。
地球環境問題において、生物の多様な種を守ることの大切さが認められています。
 人間も多様な種として地球上に存在しています。
「多様性」が失われることはいわば種の危機です。
 
 フェアトレードは、世界にある「多様性」を知るきっかけになります。
違いを知り、お互いに理解を深めることができます。
小さな刺繍ひとつにも、それを作る人の手があり、その人の食べるものがあり、
その人の暮らす生活や文化があります。
 フェアトレード商品を選ぶことは、そういう生産者を支えることでもありますが、
同時に、「多様性」の中のひとつの種である自分という存在に気づき、
多様なこの社会に支えられ生かされていることに気づくことでもあるのです。                                           (阿部恵子)


タイコットン衣料

フェアトレード食品各種

エコロジカルな生活雑貨各種

など



 

タイ、ネパール、バングラデシュ、インド‥‥
 エスニックでおしゃれなアジアの雑貨たちは、南国のゆったりとした時間まで運んでくれます。
 それは、ひとつひとつていねいに手作りされているから。
 作っている人の顔が見え、その人たちの暮らしが織り込まれているから‥。


バングラデシュのある女性は、ジュートの手工芸品を作った収入で家族6人を養いました。
 ジンバブエではTシャツの売上げの一部をエイズ患者の支援に役立てています。
 電気のない暗い土間で作られたセーターにはワラが編み込まれているかもしれません。

 南の国の人々の暮らしが見えますか?
 私たちが南の国の人々がつくった手工芸品を買うことは、彼らの仕事を増やし、安定した生活を守るための支援になるのです。


 地球屋で取り扱うフェアトレード商品は、国内の7つの国際協力NGOが、現地の人々と話し合い、企画開発した商品です。どれもその生産コストに見合った公正な価格を支払い、決して買いたたくようなことはしていません。

 また、いきなり生産地に買い付けに行ったり、ブームを追った商品だけを仕入れたりすることもありません。生産者の暮らしの安定のためにも、フェアトレードでは持続的なおつき合いをすることがとても重要なのです。

 てくてくは有機野菜を売るお店です。てくてくでひと束のほうれん草を買うことは、その分だけ有機農産物の畑を広げることにつながります。
 フェアトレードも同じ。フェアトレード商品を買うことは、同じ地球の上の仲間の暮らしを豊かにすることにつながります。

 私たちが何を選び、何を買うか‥‥それを決めるのは私たち自身
 そしてそれが、地球を変えることにつながります。


「フェアトレード(公正な貿易)」ってなに?

  フェアトレードは、途上国の人々の仕事に公正な報酬を支払い、彼らが自らの手で暮らしと 環境を守れるようにサポートする持続的な交易のありかたです。

  途上国の生産者は、生産コストに見合わない値段で買い叩かれたり、過酷な労働条件のもと で厳しい生活を強いられています。

  フェアトレードでは一方的な援助ではなく、生産者が仕事を得ることによって、自分たちの 力で生活向上できるようになることを目指しています。

  また、手織物などの伝統的な技術を尊重し、その国独自の文化の継承を手助けします。

  素材はできるだけ環境に負担をかけない天然のものを使い、製造工程でも環境を汚染するこ とがないよう努力しています。

  私たちがフェアトレードの商品を買うことは、途上国の生産者の仕事を作り出し生活の自立 をサポートできるいちばん身近な海外協力です。


私たちが何を選び、何を買うか‥‥それを決めるのは私たち自身
  そしてそれが、地球を変えることにつながります。

(担当・文責::阿部恵子)

 


                                

お問合せ・連絡先  てくてく 飯田市高羽町3−3−8  0265−53−5980 FAX0265−53−5983 ※「フェアトレード地球屋」は、年2回、有機野菜の店「てくてく」のサテライトショップとして経営されています。

 


フェアトレードのしくみ


 取扱団体 グローバル・ウィレッジ、シャプラニール、SVA、第三世界ショップ、オルター・トレード・ジャパン、わかちあいプロジェクトほか